ご挨拶
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日本教育会岩手県支部は、昭和57年に結成され、42年目を迎えました。現在現職の正会員の皆様とご退職された終身会員の皆様を合わせて3400人を超える全国有数の支部となっております。
我々を苦しめた新型コロナ感染症は、現在終息に向かいつつあります。行動などが中止あるいは制限されるなど大変な数年間でした。
学校では感染症が落ち着き始めた一昨年の秋頃から数年ぶりの諸行事や活動を再開する学校が多くなりました。従来の活動を大きく転換しながら、教育活動の充実を図ろうと努力される姿、新学習指導要領の完全実施やGIGAスクール構想への対応など新たな教育に果敢に取り組もうとする姿が数多く見受けられました。
岩手県支部においても、当初計画した諸会議や事業の一部を変更せざるを得ませんでしたが、昨年度の第14回教育実践顕彰事業で「会長賞」を受賞した野田村立野田中学校が令和6年度の全国教育大会静岡大会の提言者に選ばれ、全国に向けて岩手の教育の先進性を示すこととなっております。
さらに近年、岩手県が輝かしい成果を収めている小中高の各種全国音楽コンクールの入賞校を訪問してその秘訣を探り支部会報に掲載して会員に広く紹介することができました。
変化の激しい、行き先不透明な時代といわれている社会ですが、日本教育会岩手県支部は本県教育や学校を取り巻く状況を十分に把握したうえで、会員の皆様や学校現場に役立つ事業を進めていきたいと考えております。
今年度も皆様方のご指導ご支援を宜しくお願い申し上げご挨拶といたします。
日本教育会岩手県支部
支部長 川村 洋平